こんにちは。
営業の稲垣です。

今回の小話は、ハプニングによる新しい発見のお話です。

自分は友人に美容師が多いので髪を切るときは基本その友人にお願いをするのですが、先日急に髪を切りたくなったので小学校の時に髪を切ってもらっていた床屋に行ってみることにしました。

中学時代は野球部だったのでバリカンを買い自分で坊主に、高校時代は美容室というものを覚え、自然と行かなくなっていました。

ただ、その床屋は家から近く通勤途中にあるのですが、コロナ禍で人が入ってなさそうだなとずっと気にはなっていて…

約15年振りにその床屋に入ると、あの当時と変わらない雰囲気で自分の髪を切ってくれていた親子がいました。

エモい。

急だったので予約せず行きましたが、お客さんはいなかったのですぐにカットしてもらえることに。
「どんな髪型にしますか？」
「上は整える程度で横と後ろは短めでお願いします！」
そう伝えると、寝不足だったこともあり気づいたら寝ていました。

シャンプーが終わった頃、起きて鏡を見てビックリ。

バリカンを入れた部分が短すぎて青い…
しかも上はしっかり残っていて…
これは、もはやタラちゃんヘアー。

イケメンと子どもなら似合う髪型も、面長27歳の自分には似合うはずもなく…
バリカンの長さを聞かれた時、寝ぼけて1mmと伝えてしまったのか聞き間違えられたのかはこの際どうでもよく、どうすればここからリカバリーできるかと必死でした。

しかし、
「この髪型で大丈夫ですか？」と聞かれ
「大丈夫です！」としか答えられず、
すぐ帰宅しリカバリーしてくれそうな床屋を調べました。

そして見つけたのが、原宿にあるMR.BROTHERS CUT CLUB
（http://mr-brothers-cutclub.com/）

ANARCHYや舐達磨などラッパーが多く利用していて、「BARBER SHOP」というDaiaの曲にも出てくるHIPHOP界隈では有名なバーバーです。

HIPHOP好きの自分としては気になってはいましたが、アングラな印象もあったのでなかなか勇気が出ず…
しかしこのタラちゃんヘアーではそんなことも言ってられないので、すぐに予約をしてお店に向かいました。

お店の前に着くと強面のお兄さんが迎えてくれました。
予約の時点で状況は伝えていたので「髪型やっちゃってるねー」なんていじられながら、「なんとかやってみるわー」とトラウマのバリカンを更に入れられました。
その後、見た目とは裏腹にめちゃめちゃ丁寧なカットと分け目に繊細なカミソリ、力強いシャンプーと仕上げのジェルで固め完成した髪型。

めちゃめちゃかっこいい。

途中「ビール,オレンジジュース,ジンジャーエール何飲む？」と言われ、車だったのでジンジャーエールをお願いすると、飲みながら丁寧にセットの仕方も教えてくれました。

まさに「BARBER SHOP」の歌詞にもある「イカしたバーバー」

閉店間近に行ったので、カット終わりに担当してくれた強面のお兄さんとお店の外でタバコ吸いながら１時間ぐらい世間話しました。

地元の床屋が悪かった訳ではないですが、個人的にはあの髪型があったからこそ自分に合う髪型を見つけることができたので、結果的に大満足です。

今度はビールを飲めるように電車で行こうと思います。

稲垣秀哉のプロフィール⏬
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